5 Senses Journey

南米
2016
21
Nov
イグアスの滝(アルゼンチンサイド)

南米 イグアスの滝

イグアスの滝 展望台 画像提供:http://image.rakuten.co.jp/

大瀑布に飲みこまれそうなボート

画像提供:http://onlyone.travel/portfolio-items/iguazu-falls/

南米 イグアスの滝

南米大陸のアルゼンチンとブラジルの2ヵ国にまたがる、世界最大級の滝。「イグアス」とは、先住民のグアラニ族の言葉で、「大いなる水」という意味とのこと。

 

滝幅約4.5Km,最大落差約80Km、水量毎秒約6万5千という圧倒的な瀑布で、カナダのナイアガラやアフリカのビクトリアとは比較にならないくらいダイナミズムで、他の2つの滝をはるかに凌駕する規模だ。

イグアスの滝 展望台 画像提供:http://image.rakuten.co.jp/

 

ブラジルからのアクセスよりもアルゼンチン側からのアクセスの方が、大自然を肌に感じながら滝までのアプローチも楽しめる。

 

近隣の町からイグアス国立公園の入口までバスで行き、そこから更に園内の最寄り駅までのレトロなトロッコ列車に乗り換える。亜熱帯のジャングルの中、肌にしっとりと湿った空気を感じる。隣町の乾ききった空気とは明らかに異なり期待が高まる。

 

バスを降りて歩く途中、滝からは1km近く離れていると聞くが、地響きのようなうなりが聞こえてくる。そして更に滝へと飲みこまれようとする大河の流れの上、遊歩道を進む。重々しい柵や警備も全くといっていい程無い。

 

そして展望台に間もなくというところまで来ると、凄まじい迫力で水しぶきを上げて怒号を響かせている滝が迫ってきた。大自然の脅威を感じずにはいられない瞬間だ。

 

眼下を見降ろすとす~っと吸い込まれてしまうような錯覚を覚えた。

小さな鳥たちが何羽も、滝の上で水しぶきを楽しんでいたかと思うと、ひゅ~っと下降して滝のしぶきの中へ消えた・・・大丈夫・・・?

大瀑布に飲みこまれそうなボート

幾つもの虹がかかっては消えて、また別の場所に七色を映し出す。隣の人の話し声も遠く、顔にかかる水しぶきが心地いい。

 

画像提供:http://onlyone.travel/portfolio-items/iguazu-falls/

地球がどのような軌跡をたどってきたのかは実際計り知れないのかもしれない。私たちの住むこの星のポテンシャルは、私たち住人にはそうそう掴む事はかなわないだろうな・・・と感じた。

 

いつかまた、この遥か遠い地球の、まるで奇跡のような場所に来てみたい、肌で感じてみたいと思う。

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南米 イグアスの滝

イグアスの滝 展望台 画像提供:http://image.rakuten.co.jp/

大瀑布に飲みこまれそうなボート

画像提供:http://onlyone.travel/portfolio-items/iguazu-falls/

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2016
21
Nov

イグアスの滝(アルゼンチンサイド)

南米 イグアスの滝

南米大陸のアルゼンチンとブラジルの2ヵ国にまたがる、世界最大級の滝。「イグアス」とは、先住民のグアラニ族の言葉で、「大いなる水」という意味とのこと。

 

滝幅約4.5Km,最大落差約80Km、水量毎秒約6万5千という圧倒的な瀑布で、カナダのナイアガラやアフリカのビクトリアとは比較にならないくらいダイナミズムで、他の2つの滝をはるかに凌駕する規模だ。

イグアスの滝 展望台 画像提供:http://image.rakuten.co.jp/

 

ブラジルからのアクセスよりもアルゼンチン側からのアクセスの方が、大自然を肌に感じながら滝までのアプローチも楽しめる。

 

近隣の町からイグアス国立公園の入口までバスで行き、そこから更に園内の最寄り駅までのレトロなトロッコ列車に乗り換える。亜熱帯のジャングルの中、肌にしっとりと湿った空気を感じる。隣町の乾ききった空気とは明らかに異なり期待が高まる。

 

バスを降りて歩く途中、滝からは1km近く離れていると聞くが、地響きのようなうなりが聞こえてくる。そして更に滝へと飲みこまれようとする大河の流れの上、遊歩道を進む。重々しい柵や警備も全くといっていい程無い。

 

そして展望台に間もなくというところまで来ると、凄まじい迫力で水しぶきを上げて怒号を響かせている滝が迫ってきた。大自然の脅威を感じずにはいられない瞬間だ。

 

眼下を見降ろすとす~っと吸い込まれてしまうような錯覚を覚えた。

小さな鳥たちが何羽も、滝の上で水しぶきを楽しんでいたかと思うと、ひゅ~っと下降して滝のしぶきの中へ消えた・・・大丈夫・・・?

大瀑布に飲みこまれそうなボート

幾つもの虹がかかっては消えて、また別の場所に七色を映し出す。隣の人の話し声も遠く、顔にかかる水しぶきが心地いい。

 

画像提供:http://onlyone.travel/portfolio-items/iguazu-falls/

地球がどのような軌跡をたどってきたのかは実際計り知れないのかもしれない。私たちの住むこの星のポテンシャルは、私たち住人にはそうそう掴む事はかなわないだろうな・・・と感じた。

 

いつかまた、この遥か遠い地球の、まるで奇跡のような場所に来てみたい、肌で感じてみたいと思う。

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