南米のお土産物屋さん
アルゼンチンの遺跡
アルゼンチンの女性 Photo by Guido
日本から北米で1泊し、チリのサンティアゴに入る。
南米のアンデス山脈にそびえる山々は1位から10位までその全てが7000mにほど近く、西側のペルーやチリと、東側のアルゼンチンを隔ててそびえている。そんな山間を長距離バスが行く。泊まる先々で1day ツアーに参加して名所を巡る。
文明とは程遠い、まったく地球の異次元空間を旅しているような日々が続いた。
時折緑は目にするものの、車窓にはどこまでも乾いた土地が広がる。
そんな中、土地に目にも鮮やかな南米特有の色彩に出会った。
厚い手織りのタペストリーやカーペット、ポンチョなどを扱っているお土産屋さん。
まさに♪コンドルが飛んでいく♪が聞こえてきそうだ。
色彩の無い乾いた土地に生まれるこんなにも色鮮やかな織物。作り手の想いやイマジネーションの豊さを感じる。
ただ刺すような日差しと乾いた午後、行きかう人々はどこか切なげに映った。