5階建てのビルのように立ちはだかる氷山
日がなのんびり 船上から南極大陸を眺める
南極は青の世界が広がる
どこまでも広がる南極の青の世界
南極大陸にも温泉が湧いていた
南極大陸のペンギン
南極に立つ
世界最南端の街 アルゼンチンの街・ウシュアイアからタイタニックのような大きな船で、南極行きの10日間のツアーに参加してみた。
日本からのツアーに比べたら半額に近い。
さほど寒さも感じず、乗客たちはデッキでのんびりと過ごす。
言葉はいらない、といった感じ。
北米やドイツからの乗客が多く見られた。
アジアからの乗客は私くらいだったかもしれない。
日常と全く隔たる極地での一期一会、
船上でのバーベキューや救命胴衣の着用練習などは、
国籍関係なく同士、といった感じで楽しめた。
出港して2日ほど経った頃だっただろうか?船内にアナウンスが流れる。にわかにざわめく。
窓の外を見ると、ビルの5階建てにもほど近い氷山が立ちはだかっていた!青い…太陽の青の波長だけを受けて、氷が青い…
幾重にも重なる淡い水色と青との氷層が美しい。
どれほどの時を経てきたのだろう? 悠久の歴史という言葉の重みを物語っている。
静寂…
全く音の無い世界
そして南極にも温泉が湧くという。
好奇心旺盛な乗客たちは老若男女、水着を着用しボートで湯けむりへと向かう。
氷山にペンギンが一羽、どこか哲学的に見えた。
極ではないが、このような記念写真を撮ってくれた。
おそらく2度とない機会だろう。